あなたの経験や知識が
月に1万円、2万円程度でも収入になるとしたら
あなたはこの方法を実践するでしょうか?
会社での昇給は見込めないか、
昇給しても月に5000円程度であれば
この方法を試す価値があります。
インターネットで販売できるものが増え
その中でも大きく価値を上げているものは「情報」です。
この「情報」をデジタル商品として作り上げることで
資産もない個人でも商品を持つことが可能となりました。
SNSなどでリアルなユーザーの声を検索したり
逆に誰もが情報を発信する世の中になったことで
情報発信、情報販売が価値を持つようになりました。
あなたの持つ情報は実際の体験を交えて
他の誰かが読んだり聞いたりすることで
大きな価値を相手に与えることができます。
デジタル商品はネットを通じて
「読む」「聞く」「見る」ことができるものです。
あなたの情報を1つのPDF文章や録音した音声、動画などにすることで、
商品を生み出していくことができます。
これらを販売することで
たとえ1つ500円のテキストブックでも
10個販売すれば5000円、20個で10000円と
販売数を上げることで収入に上限はありません。
何でもかんでも作ればいいというわけではないので
作るための注意点やどのように売れる商品するかという方法論を
ここでは紹介しておきます。
- 他人の問題を解決できる知識をまとめる(あなただけのビッグアイデア)
あなたがやり方を知っていて、問題解決の手助けができ、その情報によって安堵感を与えることができるような知識を探しましょう。
ここではまだ商品を作り始めてはいけません。 - ニッチ市場を探す
ニッチ市場とは「顧客のニーズ」と「あなたの商品が提供できるコト」が重なった部分のことです。
単に誰に売りたいかということではなく、顧客のニーズとあなたの商品が提供できるコトが重なった部分を見つけ出します。
一例ですが、「早期退職をしたい」というニーズと「副業収入で月に30万円稼げる方法」はお金の不安を解消するニッチ市場として成り立ちます。 - 顧客の理解を深めるための2つの質問
顧客視点で商品を作ることで、顧客が買わない、ほしくないという状態を避け、顧客の方から勝手にっ購入するような商品を作ることができます。
そのための質問として次の2つを深堀りします。
・顧客を突き動かすものはなにか(顧客の情熱)
・顧客が欲しいものはなにか(手に入れたい自分像) - コンセプトとコンテンツと商品
コンセプトとは「あなたが持つ問題解決のための1つのテクニック・アイデア」、コンテンツとは「あなたの1つのコンセプトから作った1つの記事や音声、動画、つまり商品の素材」、商品とは「あなたのコンセプトとコンテンツを組み合わせて作った完成された本、セミナー動画、オーディオブック」という関係性です。 - アイデアをコンセプトにする
アイディアは「収入を増やしたいならデジタル商品を作れ」という、簡潔でシンプルなものがほとんどです。
これに対してコンセプトは
・私たちはお金の増やし方に問題を抱えています。
・お金を際限なく増やすことは必要ないかもしれませんが、従業員一人あたりの賃金は2000年を100としたとき、2020年は94と6%も減っています。
・お金を増やすためにはサラリーマンとして昇進や昇給を狙うだけでは難しくなっているということです。
・そこであなたのこれまでの人生で得てきた「知識」や「経験」を商品化することで、副収入を増やす事が重要になってきています。
・その方法が「勝手に売れるデジタル商品をつくる」ということです。
・あなたは自分の経験をまとめて、その経験を欲しがる人へインターネットを通じて提供することで収入を増やすことができます。
といったように問題点、課題、解決策がセットになったものにします。
すべてが具体的であればあるほど、より良いコンセプトとなります。 - 人から必要とされるコンテンツの作り方
ステップ1:顧客が知りたいことをリストにする(顧客の疑問や悩み)
ステップ2:あなたなりの答えを書き出す
ステップ3:あなたなりのアイディアの中で聞き覚えのあることを排除し、新しいものを優先する
既存のアイディアでは顧客は振り向きもしません。
かと言って、解決策は既存の知識や技術である場合がほとんどです。
そうすると「僕が提供できるものの7割がなくなってしまう」と考えがちですが、それらの知識や経験は新しいアイディアの中に混ぜ込む形で提供します。 - 商品としてデザインする
商品は「コンセプト」と「コンテンツ」の組み合わせで作ります。
単にコンテンツを蓄積したデータの集積は商品とは言えません。
コンセプトは商品の見せ方も含んでいます。
適切な順番でコンセプトを開示しつつ、それにまつわるコンテンツを並べていきます。
商品を作るには「ニッチ市場」の発見と
「コンセプトメイキング」「コンテンツメイキング」が重要になるということです。
特にコンテンツ作りは決まった方法があるわけではなく
コンセプトに合わせて作成していくものです。
ここに書いた商品の作り方は要点をまとめたものなので
そこまで詳しくは書いていませんが、
コンテンツ作りの3つのフレームワークというものがあります。
そういった細かな知識も含めて、
この本を参考にしていますので、
デジタル商品を作りたい、自分には伝えたいことがある
という方はぜひ本の内容を確認してみてください。
著者が無職、300万円の借金状態から
100億円のビジネスを展開する事ができた実績をもとに
デジタルコンテンツの体系的な作り方を紹介している本です。
これから商品を作りたい人におすすめの一冊です。